地獄底 サイコロBOX テンプレート

地獄底 サイコロBOX

「地獄底」とは、おどろおどろしい名称ですが、紙箱の形態の一つです。

「アメリカンロック」とも言います。

底の部分には接着剤を使わず、比較的重いものを入れても大丈夫な形状です。

ただし、底の中心部に力がかかると簡単に底が抜けてしまうので、球体や下が尖った物を入れる場合には注意が必要です。

組み立て前の状態で折りたためばコンパクトになります。

完成close

地獄底テンプレートについて

展開図が少し大きいので、A4サイズのプリンターでプリントできるよう左右に分割しました。

AパーツとBパーツの2つをA4サイズでプリントすると、8.5cm×8.5cm×8.5cmの地獄底の箱を作る図面になります。

側面にのりしろがあるので、貼り付けてAパーツとBパーツを合体してください。

フタ部分と底部分はサイズが変わると図面を作り直さないとダメですが、高さ部分は伸ばしても大丈夫です。

高さ部分を伸ばすと、ワインボトルなどを入れる箱も作れます。

下のリンクからダウンロードしてアレンジしてみてください。

・PDFダウンロード→地獄底AパーツPDF地獄底BパーツPDF

・JPGダウンロード→地獄底AパーツJPEG地獄底BパーツJPEG

・ZIPファイルダウンロード→地獄底A・BパーツPDF地獄底A・BパーツJPEG

 

テンプレートの使い方

A4サイズの用紙に原寸サイズでプリントをしてください。

プリンターが、厚紙に印刷できる場合は、直接うら面にプリントしてください。

プリンターが、薄い紙にしか印刷できない場合は、印刷した薄紙を型紙にして厚紙をカットしてください。

実線部分は線の上を、カッターナイフでカットしてください。

破線部分を谷折りにすると、線が内側になり、綺麗に仕上がります。

折り曲げるところは、あらかじめ、折線をボールペンなどで、強くなぞって凹みをつけておくと、折り曲げやすいです。

AパーツとBパーツを貼り合わせて、組み立てると箱ができます。

 

実際に作ってみました

1.A4サイズの用紙に原寸サイズでプリントをしてください。

2.プリントしたものを切り抜き型紙を作り、厚紙の上にセロテープで仮止めします。

テンプレートの切り抜きテンプレート切り抜き

 

3.型紙に沿って、スチール定規を当て、厚紙をカッターナイフでカットします。

カットカットできた厚紙

Aパーツをカットできた厚紙

4.折罫線を入れます。今回はダブルクリップのハンドル部分を使って、折罫線に沿ってスジをつけます。

スチール定規とダブルクリップダブルクリップのハンドル部分でスジ入れスジ入れ結果

5.折罫線に沿って、折り曲げます。

折り曲げた厚紙

5.AパーツとBパーツのつなぎ合わせは、両面テープを使いました。のりしろに両面テープをつけ、貼り合わせます。

両面テープで合体両面テープで合体2

両面テープ当て紙剥がしAパーツBパーツ合体筒状になった

6.底(地獄底)の組み立て。(ひっくり返して、底が上になるように置いて撮影)

地獄底組み立て1地獄底組み立て2地獄底組み立て3

地獄底組み立て5地獄底組み立て6地獄底組み立て7

地獄底組み立て8地獄底組み立て9地獄底組み立て9

6.底の補強。地獄底は接着剤を使わないタイプの底としては強いですが、中央部分に荷重がかかると抜けてしまいます。
 余った厚紙を使った簡単な補強で、さらに丈夫になり、球状の物を入れても大丈夫です。

底補強1底の補強2底の補強3

7.差し込み式のフタを閉めて完成です。8面が正方形のサイコロ形の箱です。

完成open完成close

底の部分と、フタの部分はこのままで高さを変えれば、いろいろな物を入れることができます。

高さをグーンと伸ばせば、ワインボトルも入ります。