ケンランをご購入のお客様
お客様より使用例として写真をいただきました。
公開オッケーという事で記事にさせていただきます。
ご協力ありがとうございました。
カラフルなA4サイズの台紙を動物や乗り物などの色々な形にオーダーカットして欲しいというご依頼でした。
まずは完成品です。
ちなみに裏面はマスキングテープで固定しているそうです。
お子様もグングンと大きくなる時期で、
スグに服も着れなくなります。
キレイな物はお友達やご近所の皆様に使っていただいているようです。
デザインがかわいいけど、少し汚れている場合や、
汚れや小さな穴が空いている場合には困っていたそうで、
100均のクリアファイルに残しておこうと思ったそうです。
とても良いアイデアだと思います!
両親や友達のプレゼントとかだと捨てにくいので本当に悩みます。
メッセージや着ている写真も一緒に残せるので良い思い出になると思います。
半分に切ったバージョンも作成したそうです。
ちなみにこちらも裏面はマスキングテープで固定しているそうです。
今回使用した台紙
- カラー台紙(ケンラン もも)/ 厚さ四六判 225kg(約0.28mm) (D_#96_0037_225)
- カラー台紙(ケンラン ベージュ)/ 厚さ四六判 225kg(約0.28mm) (D_#96_0063_225)
- カラー台紙(ケンラン あさぎ)/ 厚さ四六判 225kg(約0.28mm) (D_#96_0056_225)
- カラー台紙(ケンラン くろ)/ 厚さ四六判 225kg(約0.28mm) (D_#96_0076_225)
パステル調も含め、数種類の色を使用したい。
また家庭用のインクジェットプリンターで印刷する可能性があるという事で、
今回の用紙を選びました。
「ケンラン」とは、すべすべしたマット調の質感で、ナチュラルな肌合いの色台紙です。
おもて面と、うら面は同じ色で、質感もほぼ同じで、表裏の違いはほぼありません。
また、カットしても断面まで同じ色です。古紙パルプ50%以上配合です。
厚さに関しては、家庭用プリンターでは、0.3mmまでという機種が多いので、
厚さ四六判 225kg(約0.28mm)を選択しました。
プリンターによって条件は変わってきますので、
サンプルをご請求していただきテストをおこなう事を推奨しています。
今回の場合は問題無かったと連絡いただきました。
作業の流れ
作業の流れは以下のようになりました。
①まずは、カットするデザインを決定します。
今回はお客さまよりカットするデザインのラフをいただきました。
②デザインラフをもとにカットする形を作成します。
Adobe Illustratorで図形を作成しました。
このデータをカッティングマシンで使用できるように加工します。
Adobe Illustrator(ai)やCADのデータ形式:DXF (Drawing Exchange Format)
のデータをいただくとスムーズに希望する形状が決定します。
③断裁機で台紙をA4(210×297㎜)に断裁します。
今回使用する台紙は常備品では無く、弊社に在庫が無かったので取寄せました。
四六全紙(788×1091mm)サイズからA4サイズを切り出します。
④A4サイズにカットした台紙をカッティングプロッタで切り抜きます。
今回カットした形状は『クマ』でしたが、
耳の付け根の部分が尖っていました。
カッティングプロッタは角の部分のカットが苦手ですが、
詳しくはこのページをご覧ください。
台紙の種類と厚みの条件が良かったのでキレイにカットできました。
次回注文時には…
お客様より次回の注文時の変更箇所についてのご相談を受けました。
1)もう少し薄めの台紙が良さそうという事で、
カラー台紙(ケンラン もも)/ 厚さ四六判 180kg(約0.22mm) (D_#96_0037_180)
を次回は使用することになりました。
2)台紙の下側に写真を入れる事が多いので、
L版の写真用紙が挟み込めるようにできないか?
カッティングプロッタで上部の図形を切り抜く際、
L版『127mm×89mm』の写真が収まりやすい様に、
四隅に斜めの切込みを入れて対応します。
3)ファイルに入れる際に台紙の角が当たって入れにくい
角丸加工を施します。ファイルに入れる際の問題であれば下側の2箇所で大丈夫です。
お客様使用例の募集
さぁくるぷらすではお客様の使用例を募集しております。
使用例や販売サイト等も紹介させていただきます。
掲載オッケーの方はお問い合わせページよりご連絡よろしくお願いします。