紙の価格改定について

印刷・情報用紙

先日、印刷・情報用紙の価格改定についての発表がありました。
日本製紙、大王製紙、丸住製紙、中越パルプ、北越パルプ、三菱製紙など
ほぼ全ての製紙メーカーが値上げを発表しました。

メーカー

実施日

値上げ幅

メーカー発表

日本製紙

2月1日出荷

15%以上

日本製紙HP

大王製紙

1月23日出荷

15%以上

大王製紙HP

王子製紙

12月1日出荷

15%以上

王子製紙HP

丸住製紙

1月21日出荷

15%以上

丸住製紙HP

中越パルプ

1月21日出荷

15%以上

中越パルプHP

北越パルプ

1月21日出荷

15%以上

北越HP

三菱製紙

12月1日出荷

15%以上

三菱HP

2021年11月発表で2022年1月出荷分より、2022年6月発表で2022年8月出荷分に続き
3回の値上げになります。

紙の値上げの上げ幅は15%以上、
理由については、
石炭やチップなどの原燃料価格の高騰、急激な円安進行、ウクライナ問題など複合的な要因です。

2023年の春にもう一度値上げがあるのではないか?との噂もあります。
もし実施される事になれば2年以内に4回目の値上げとなります。

板紙

白板紙は、10月1日出荷分より20%以上の大幅な値上げが実施されています。
2021年12月公表の価格改定以降の世界情勢の激変に伴い、
原燃料価格、原材料価格、また物流経費の高騰、加えて急激な円安による影響もあり、
想定以上にコストが上昇。
全社を挙げて徹底したコスト削減等の対策をとっているが、
再生産可能な収益確保が困難であり、改めて価格改定をせざるを得ないとの判断に至ったとしています。

ダンボール

2021年12月にダンボール原紙値上げの発表が各社から発表され、
2022年3月〜7月間で全国的にダンボール価格改定が行われました。
2回目の値上げの発表が7月19日に大王製紙から発表がありました。
値上げ時期は9月1日〜で前回を上回る上げ幅となりました。
その後、レンゴー・王子マテリア・日本製紙からも発表がありました。

家庭紙

家庭紙に関しても11月11日に大王製紙より、2023年1月21日出荷分より20%以上の値上げを発表しました。
1月にも3月出荷分より15%以上の値上げを発表しており、2022年に入り2回目となります。
同社によると「1回目は10%程度の値上げ浸透にとどまっている」。
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇や円安進行を受け、
再度の価格改定が必要な状況になっているそうです。

さぁくるぷらすの対応について

『さぁくるぷらす』では、2022年1月出荷分より価格改定をさせていただきました。
2022年8月分・10月分は据え置きで対応しました。
2023年12〜2月分も据え置きで対応するよう調整中です。
価格改定をする際には事前にアナウンスさせていただきますが、
購入の予定があるお客様はお早めにご購入をオススメいたします。